この記事では、株式会社ネオキャリアが運営する「ナイス!介護」の派遣会社に登録して働いた、20代男性の体験談について書いています。ナイス!介護の特長をざっくり言うと、「就業までとにかく早い」ところです。また、「enigma pay(エニグマペイ)」という週払いで給与を受け取れるサービスがあります。
※以下より20代男性をAさんとします。
もともと正社員として働いていたAさんですが、別の職場で働きたいということで派遣社員として働くことにしました。派遣社員として働いた期間は2ヶ月間。ナイス介護を選んだ決め手はやはり週払いでした。
「enigma pay(エニグマペイ)」とは?
働いた分の給与を「前払い」として受け取れるシステムです。スマホ・PC端末から申請するだけでとても簡単です。就業した賃金総額分の80%を上限振込金額とし、申請の翌営業日には給与口座に振り込まれます。
週払いのメリットは、通常の月払いでは1ヶ月以上先になる給与が、就業して次の週には給与が受け取れるため生活リズムを崩すことなく働けるところです。
Aさんはこの週払いサービスを利用し、ナイス!介護でどんな派遣体験をしたのでしょうか。伺った話を元に特長や実際の話をまとめてみました。
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ナイス!介護で働いた20代男性の派遣体験談
Aさんがナイス!介護で派遣社員として働いた時の時給は1,450円です。介護福祉士の資格と現場での経験があったからですね。派遣会社や受け入れ先によって時給に違いがありますが、「経験・資格」があるかどうかで変わっていきます。
ネット登録完了後、数十秒以内に連絡があった
Aさんがとにかく驚いたと言っていたのは、登録完了してから折り返し電話が来るまでの時間だったそうです。登録完了ボタンを押して数十秒で電話があり、「この度は登録ありがとうございます」と話を受けました。
何かと不安がある転職では、「登録してみたけどやっぱり辞めようかな」と気が変わってしまうことも少なくありません。すぐに連絡を貰えるのはありがたかったと話すAさん。
ナイス!介護の強みはとにかくスピーディーな対応なところ。
急いで働きたい方や、気が変わる前に働き始めたい方には特におすすめの介護派遣会社となっています。
担当アドバイザーは新人さん
こればかりはどうすることもできなかったと話すAさんの担当アドバイザー、新人さんだったそうです・・(笑)
「私新人です。」と聞いたわけではなくても、言動でわかるさまざまな出来事がありました。その新人さんは介護業界のことをほとんど知らないため、アドバイスがアドバイスじゃないんです。
「利用者さんって◯◯なんで、大丈夫ですよ!」とか「夜勤って大変ですよね、寝ないのは体壊しますし」といったありきたりな話を聞かされ、さすがのAさんもこれには話を合わせたと言っていました。
ベテランのアドバイザーと比べてしまうと見劣りする部分もありますが、必ずしも新人アドバイザーが担当になるとは限りませんし、別のアドバイザーからのアドバイスも受けられたそうなので、心配なら確認するという手もありますね。
施設見学当日。アドバイザーが私の車の助手席に?!
介護の派遣会社では就業前に事前見学ができますが、なぜかアドバイザーとは駅前で待ち合わせ。アドバイザーから電話があり、車の中で待っているAさんに近づいてくるスーツの若い女性。
「Aさんですか? ナイス!介護の◯◯です。あのー・・・すみません、となり乗っていいですか?」
「え?!はい、どうぞ」びっくりしましたが、駅からアドバイザーを助手席へ乗せて施設まで向かいました。というやりとりだったそう。
私は事前見学の待ち合わせは施設の入り口でしたが、派遣会社・見学場所によってこうしたこともありえるのかな? と話を聞いて思いました。
4月1日就業開始って言ってるじゃないか!!
Aさんは3月24日に登録し、施設見学したのは3月26日。
見学の帰り際、「ちょっと待っててもらえますか?」とアドバイザーに言われたAさん。
15分ほど待たされ、「あのー、3月29日から働くことってできませんか?」と言われました。
「いや4月1日って話でしたよね?!」
「そうなんですけど、できれば今月中に働いてもらえると勤務的にもちょうどいいんですよね・・」
20分ほどお願いされましたが、結局断り続けたAさんに、その日の夜も電話でお願いされました。つまり、アドバイザーにはノルマがあって、今月中に一人成約させたかったのではないかという見解。
派遣会社は転職者の相談役で親身になってくれますが、その反面、派遣先とのつながりや売り上げも考えなくてはいけません。だからこそこんなにお願いされたんでしょうね。結局4月1日から勤務開始となりました。
就業開始後はアドバイザーがこまめに連絡くれるため、なんでも相談できる
新人でノルマのクリアを要求してきたアドバイザーさんですが、しっかり教育されてますね。就業後は小まめに連絡してくれたそうです。
「派遣先はどうですか?」「ささいなことで困ったことないですか?」
Aさんはけっこう愚痴のようになんでも話したみたいです。こうしたなんでも話せる環境があるため、辞めようと思えば辞められる仕組みもバッチリなのが派遣の魅力なんですよね。
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待ちに待った週払いの申請と給与振り込み
1週間働いたので、Aさんはさっそく週払いの申請を行いました。申請方法は簡単で、タイムシートを写メで専用のアドレスへ送信するだけ。
期限さえ守れば必ず週払いで給与を受け取ることができます。
1回だけ週払いを逃したことがあったAさん。
タイムシートの確認欄に派遣先の主任からサインを貰い忘れたそうで、この場合、勤務時間しか書かれていないので実際に働いた証明にはならず申請できなかったと話ていました。
勤務の日程によって、サインをもらえない場合もあるので、休みの関係も考慮してサインをもらうようにしたほうがいいんですね。
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2ヶ月目は継続と正社員へのお誘いがとにかくすごかった
週払いの味を覚えたAさん、あっという間に2ヶ月目に突入しました。ちょうど2ヶ月目に差し掛かる頃、担当アドバイザーから相談を受けました。
「どうですか、職場は慣れましたか? 派遣先の施設長さんからも、本当によく働いてくれてという言葉をもらいましたよ」
といった褒めから始まり、今後転職活動を続けるならこのまま正社員になるのはどうかと進められたそうです。派遣社員から正社員になるのを「紹介予定派遣」と言いますが、派遣先・派遣社員の双方の同意があれば、正社員になることも可能なのです。
断り続けることがすごく申し訳なかったAさんは、何度も言われながらも理由をつけて断ることができました。曖昧な返答をすると期待させてしまう可能性もあるため、継続の意思がなければしっかり断ることをおすすめします。
まとめ
Aさんの派遣体験談は以上となります。
派遣社員は週払い制度や途中から正社員なれるなど、通常の転職ではできないことが数多くあります。
どれもメリットになることがほとんどですが、仕組みと強い意思もなければ中途半端になってしまい、気まずく変な辞め方にもなりかねません。派遣社員として働き続けるのか・派遣契約満了後はどうしていくのか。しっかり考えた上で働けばよりスムーズに転職できるでしょう。