今私は正社員として介護施設で働いていますが、数年前に介護施設で正社員を辞めて派遣社員として働いた経験があります。結論から言うと、派遣社員は本当によい経験ができる働き方だと思いました。
このサイトでも派遣社員として働くメリットはたくさん書いていますが、やはりプレッシャーなく色々な職場で働けることは、正社員から転職する人にとって1番のメリットになると実感しました。
正社員として同じ職場で長く働くことは、役職に就いたりスキルの高い仕事ができるのでよいかもしれません。しかし、一つの職場しか知らない人は、他の職場を経験した人と比べると選択肢の幅に差が出ているかもしれません。
私が正社員から派遣社員になったのは、「次の職場を見つけるまで色々な職場を見てみたい」という理由でした。これから派遣として働く人にはそれぞれ理由があると思いますが、実際に働いてみて気付いたことや注意したいことをまとめてみました。
正社員の時のようなプレッシャーは一切いらない?!
冒頭にも書きましたが、正直なところ派遣社員は正社員の時と比べると心身ともにラクです。良く言えば物足りないと感じるし、気が緩みすぎると「こんなもんでいいんだ」といい加減になってしまいそうになるくらいです。
施設の場合ですが、私が経験した派遣社員の業務内容は正社員とは基本的なところは変わらないのですが、記録や重要な業務はほとんどありませんでした。もちろん手を抜いたりサボったりしてはいけませんが、それを差し引いてもラクに思えてしまいました。
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派遣社員はあくまでも人手不足の補填?!
介護業界ではどの職場も人が足りていないのが現状です。そこで、介護の職場は派遣会社に依頼し一時的に人員の確保をしています。正社員と違い、派遣社員は契約が満了になれば別の職場で新たに契約することができます。
このように、短期間で人が入れ変わるのに重大な業務や覚えるのが大変な業務を派遣社員に任せるのはかえって効率が悪いのです。その結果、就業開始すぐにできる業務が派遣社員の役目になっている職場が多いです。私の場合は主に入浴介助・シーツ交換や掃除がメインでした。
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条件を満たさないと社会保険の切り替えが手間
正社員だった職場を退職すると必要になる手続きがいくつかあります。
・年金の切り替え
・健康保険
・住民税
正社員の場合だと、事務がほとんどの手続きをしてくれるので心配いりませんが、派遣社員になると自分で行う手続きもあるので把握しておきたいところです。
年金・健康保険について
派遣社員も基本的には正社員と同じ福利厚生を受けられるのですが、一定の条件をクリアする必要があります。
健康保険 厚生年金保険 |
以下2つどちらも条件を満たした場合 ①1週間のうち派遣勤務が30時間以上の場合 または120時間以上の場合 ②2ヶ月以上の契約の場合 つまり、週4回勤務または派遣先に2ヶ月以上働く場合ということになります。 ※健康保険証がお手元に届くまでに2週間前後かかります。 (40歳~64歳の方は、介護保険にも同時加入となります)。 |
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雇用保険 | 以下2つどちらも条件を満たした場合 ①1週間のうち派遣勤務が20時間以上 ②31日以上雇用される見込みがある場合 つまり、派遣先に1ヶ月以上の契約で週3回以上働く場合ということになります。 |
労働者災害補償保険 | 就業する派遣社員に1日~でも該当となります。 万が一就業先や通勤途中でケガ等をした場合の治療費等が支給されます。 |
つまり、同じ派遣先で2ヶ月以上継続して勤務することで、自分で行う手続きは不要ということになります。私の場合、2ヶ月以下の場合もあったので、市役所の通知もあったり、何度も市役所と電話でやりとりしました。
派遣社員として働く場合には、「2ヶ月以上勤務するかどうか」を目安として派遣会社に事前に確認したほうがスムーズに手続きが行なえます。




税金について
派遣社員の場合、正社員とは違って特別徴収から普通徴収に切り替わるので自分で税金を収める必要があります。特別徴収は毎月の給与から天引され、普通徴収は払込書にて自分で支払いにいきます。
払込書は退職後、市役所より書類が自宅に届くのですが、その中に払込用紙も同封されています。1年分の住民税は、1期~4期の4回に分けられ期日までに支払う必要があります。
今までは1年分を毎月の給与天引きだったので単純に12回に分けられているのですが、4回だと1回の支払いも数万円になるので、頭に入れておかないと「高っ!」って思って払うのが嫌になりますよ(ちゃんと払いましたけど)
派遣会社の中には、給与から天引きしてくれるところもあるようですが、これも一定の条件をクリアする必要があるかもしれません。登録した派遣会社に事前に確認したほうがいいでしょう。
派遣先の紹介と勧誘の電話がしつこいときもある
すべての派遣会社とは言えませんが、まれに何度も紹介電話や辞めた後にまで電話で勧誘してくる時があります。お金の話はしたくありませんが、派遣会社も利益を出すためには派遣社員を派遣先に送り出す必要があるのです。
派遣会社を解約した後でも、「◯◯さんですか?今現在就職活動中などではありませんか?」と言われました。ちなみに、解約して数年経っているにも関わらず今日私のところへ勧誘電話が来ました。笑
派遣会社に登録する際は事前にしっかりと目的を伝えておく
私はここを疎かにしてしまったので結果的に何度も勧誘されてしまいました。
・派遣会社に登録した目的
・いつからどれだけの期間働きたいのか
・紹介電話などはしないように伝える
ここをはっきり伝えないと、何度も同じ電話が来たりしつこいあまり言い負かされてしまうこともあるので注意が必要です。
派遣社員は不安定でもなんでもない
「介護の派遣は不安定」と言われる人のほとんどは、実際に働いたことがなかったり、世間のイメージだけで決めている場合がほとんどです。たしかに、不安定と思うのもムリはありません。なぜなら、介護業界自体が不安定と言われているからです。実際に働いてみると、その考えはホントに変わりますよ。
私は派遣で働いた際、「夜勤なし週5回」で手取り23万円を超えた時は、今まで正社員で働いていた頃がアホらしく思ってしまったのがホンネです。バカにしているわけではありませんが、この時のほんとの感情を伝えたいので正直話してみました。
ですから、転職に悩んでいる人は絶対に派遣から始めてみるべきです。(派遣を知ってもらいたいと思ったのもこのサイトを立ち上げた理由の一つです)
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派遣で働くなら絶対週払いがオススメ
私が派遣で働いた時、週払い対応している派遣会社に登録して働きました。その理由は、モチベーションの維持です。
派遣に登録する前のほとんどの人は不安や心配が多いと思います。やっとの思いで働き始めても、給与が月払いだと振り込まれる前に辞めたくなったらどうしようと思ってしまいますよね。
週払いにすると、1週間働いた分がすぐに振り込まれるので「こんな短期間ですぐもらえるんだ!」と喜びに変わりますよ。そうしているうちに、派遣で働くこと自体に慣れてくるので継続して勤務できるはずです。




まとめ
正社員から派遣社員になるのは勇気のいる行動ですよね。私の場合は、次の職場が見つかるまでの繋ぎや経験を積む目的がありました。自分の目的に合わせて働くのは派遣にしかできない方法です。
正社員の頃には気づけなかった介護業界の事や、転職に必要な手続きなどを学べるのでよい経験になるはずです。介護の転職に迷っている人にはぜひ一度「介護の派遣」で働いてみることをオススメします。